日経平均株価が一時1000円高ー2022年3月10日の日本株

3月10日の日本株

3月10日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、その後も上げ幅を広げ、日経平均株価は一時1000円超の上昇となりました。終値も972円87銭高の25690円40銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。

値上がり銘柄3692に対し値下がり銘柄322と全面高、昨年来高値更新銘柄は6、昨年来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は30.5%となり、前日の8.9%から大きく上昇しました。空売りの買い戻しや、資源・エネルギー関連株や非鉄金属、商社株の押し目買いなどを実行しました。

ほとんどの銘柄は1日反発しただけ

個別銘柄をみると、原油価格の下落に伴い、資源・エネルギー関連株や非鉄金属株、商社株が寄り付き弱かったものの、それ以外の銘柄は大きく上昇しました。
また、資源・エネルギー関連株・非鉄金属株・商社株も結局は引けにかけて切り返し、結果的には寄り付き近辺は非常に良いタイミングで買い仕込めたことになります。

現状は、まだ多くの銘柄が25日移動平均線を割り込んでいて、25日移動平均線の下で1日反発しただけに過ぎず、25日移動平均線超えを果たした銘柄は数少ないです。

したがって、私自身は、上昇トレンドが続いている資源・エネルギー関連株、非鉄金属株、商社株、海運株を引き続きメインとし、成長株などで25日移動平均線を超えてきたものは順次買い付けていきたいと思っています。

3月8日に476銘柄だった昨年来安値更新銘柄は、3月10日には5銘柄まで急減しており、過去の経験則から言えば一旦の底打ちは果たした形です。ただし、これがどこまで戻るかは分かりませんし、銘柄により上がるもの、上がらないものに分かれてくると思いますので、あくまでも25日移動平均線を超えて上昇トレンドにあるものだけを投資対象とするのがよいと思います。

昨晩のシカゴ日経平均先物は結構下がっていますが、買いそびれた株の押し目買いをするには、寄り付きは安く始まった方が良いですから、とりあえずは好材料としてとらえておきます。無論、25日移動平均線を割り込み下げが加速するようであれば撤退します。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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