10月31日の日本株
10月31日の日本株は、終日軟調な展開となり、日経平均株価の終値は前日比196円14銭安の39081円25銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄2484に対し値下がり銘柄1517と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は45.0%となり、前日の41.3%から上昇しました。日経平均株価が25日移動平均線を超えていることもあり、ある程度のポジションを構築しています。
個別株が強ければよし
個別銘柄をみると、25日移動平均線超え銘柄が順調に増加していて、全体の40%ほどに達しています。もしこれが60%、70%と増えていくと仮定して、そうなってからポジションを構築するのでは遅いというように感じます。特に横ばいの動きが続くようなときは、高値掴みになりかねません。
したがって、まだ25日移動平均線超え銘柄が少数のうちに、25日移動平均線を超えている強い銘柄を仕込んでおくのが有効と感じます。
アメリカ大統領選挙を控え、不透明感が強いですが、あまり無理のないポジションであれば、上昇トレンド銘柄の買い持ちは悪くないと思います。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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