10月3日の日本株
10月3日の日本株は、石破首相の利上げ当面見送りの発言をきっかけに一気に円安が進んだこともあり、寄り付き大きく上昇して日経平均株価は一時1000円超の上昇となりました。しかしその後は上げ幅を徐々に縮める展開となり、終値は前日比743円30銭高の38552円06銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しましたが、上昇率は日経平均株価よりかなり小さくとどまりました。
値上がり銘柄2870に対し値下がり銘柄1142と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は38、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は43.2%となり、前日の41.4%から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いなどを行ったことによります。
再び円安メリット株へシフトか
個別銘柄をみると、日本電気(6701)、日本郵船(9101)、エスリード(8877)、三井倉庫ホールディングス(9302)などが高値更新となるなど、強い銘柄は引き続きそれなりに存在しています。
ただ、全体的に見れば朝方大きく上がった後大きな陰線を引いて下がっている個別銘柄が目立ち、あまり後味が良くない形で終わってます。
また、円高から円安に転換しつつあることもあって、輸出関連銘柄など円安メリット株が強い動きとなっています。一方、東証グロース市場250指数が10月2日の下げ幅の4分の1ほどしか取り戻せていないことから分かる通り、小型成長株は動きが悪くなっています。
私自身、小型成長株も、輸出関連銘柄も保有していますが、どちらかに決め打ちするというよりも、上昇トレンド銘柄を買って保有するというのを続けていれば、小型成長株が強くなればそれがポートフォリオに占める割合が自然と高くなりますし、輸出関連銘柄が強くなり、小型成長株が下がれば小型成長株の保有割合が下がり輸出関連銘柄の保有割合が上がる形になります。
日々の日経平均株価の変動が大きいように感じます。ボラティリティ(株価の変動率)が大きいと、大きな損失を被りやすくなりますので、引き続きポジションを膨らませすぎないようにしつつ、強い銘柄の保有継続をしていきたいと思います。
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