日経平均株価大幅下落ー2023年12月5日の日本株

12月5日の日本株

12月5日の日本株は、寄り付きから下げ幅を広げ、大幅安で引けました。日経平均株価の終値は前日比455円45銭安の32775円82銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース市場250指数は3%近い大幅下落となっています。

値上がり銘柄931に対し値下がり銘柄3109と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は55、年初来安値更新銘柄は18でした。

ADA指数は25.1%となり、前日の43.8%から大幅に低下しました。保有株の下落に伴い売却を進めたことによるものです。

25日移動平均線割れ銘柄急増

個別銘柄をみると、さくらインターネット(3778)が高値更新、値上がり銘柄も日経平均株価の下げ幅に比べれば多く、全面安までは至っていません。

それでも、個別銘柄のチャート形状をみると、これまで強かった銘柄の多くに大きな陰線が発生し、頭を垂れるような動きになっています。また、弱い銘柄は本日の下落により株価が25日移動平均線を割り込んでいます。

私は、保有株のうち25日移動平均線を割り込まなかったものは保有継続しているわけですが、これは、翌日以降大幅高となった場合、強い銘柄だけは持っておきたいからです。
もし、5日の下落にびっくりして保有株を全部売ってしまうと、6日に急反発したときにおそらく買い直すことはできません。そこから壮大な上昇相場に発展したならば、株価の上昇を全く享受できなくなってしまう可能性だってあります。

他方、株価が続落する可能性もありますので、移動平均線を割り込んだ弱い銘柄から順に売却しているのです。

株価が翌日以降反発するのか、続落するのかは分かりませんから、どちらに転んでも大きなミスにならないようにする、というのが上記の私のやり方です。大損をしたくない方は参考にしてみてください。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事