上方向を意識ー2024年9月20日の日本株と今週の投資戦略

9月20日の日本株

9月20日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、終日強い展開でした。日経平均株価の終値は前日比568円58銭高の37723円91銭と、25日移動平均線を超えて引けました。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数も小幅ながら上昇しました。

値上がり銘柄2676に対し値下がり銘柄1336と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は40.1%となり、前日の26.7%から上昇しました。株価上昇に伴い新規買いや、ヘッジ空売りの買戻し、純粋な空売りの買戻しなどを進めました。株価上昇に備え、必要最低限の買いポジションは構築した形です。

ひとまず上方向への備えを

個別銘柄をみると、IHI(7013)、ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)、タカラトミー(7867)など高値更新となるものも少しずつ増加しています。
また、全体で見ても25日移動平均線超え銘柄が半分超に達していて、銘柄数も日々増加していること、それと日経平均株価自体も25日移動平均線を超えていて、週末の先物ベースではさらに上昇していることを踏まえると、ひとまず上方向へ向かうことを意識したポジションにする時期と考えます。

無論、今は短期的にアメリカの大幅利下げがマーケットに好感されていることが株価上昇の理由となってはいますが、ここからアメリカ経済がソフトランディングを達成し、堅調な株価推移が続くのか、それともリセッションでハードランディングとなり、株価が大きく下落するのか、今の時点では分かりません。

分からないのであれば、株価の流れについていくのが常套手段ですから、私自身は日経平均株価、および過半数の銘柄が25日移動平均線を突破していることを踏まえ、個別銘柄に加えて先物についても買いポジションをある程度構築しました。

株価が下落に転じたらポジションを落とせばよいだけの話ですし、アメリカの4年半ぶりの利下げに対する株価の反応が上方向に出たわけですから、それに素直についていけばよいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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