堅調な動きも過熱感の高まりには注意ー2024年8月30日の日本株と今週の投資戦略

8月30日の日本株

8月30日の日本株は、寄り付き直後は小安い局面もあったものの、その後は上昇に転じ、引けにかけて上値を伸ばしました。日経平均株価の終値は前日比285円22銭高の38647円75銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄2693に対し値下がり銘柄1333と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は62、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は54.5%となり、前日の44.0%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、ヘッジ空売りの買戻しなどによりだいぶポジションが膨らんできました。これ以上の増加は抑えようと考えています。

ところどころ過熱感の兆しも

個別銘柄をみると、IHI(7013)、湖北工業(6524)、タカラトミー(7867)、GENDA(9166)など高値更新となる銘柄も散見され、25日移動平均線超え銘柄も全体の7割まで増えてきており、足元のマーケット環境は好調です。

一方、25日騰落レシオが127.2%まで上昇するなど、一部指標から過熱感の兆しも見えてきています。すでに保有する銘柄を慌てて売る必要はありませんが、もし現時点でポジションをほとんど持っていない場合で、ここから慌てて大量に買うというのはかなりリスクが高まっていると感じます。

アメリカは利下げ効果を先取りする形で株価が上昇しており、それが続く限りは日本株も堅調だと思います。上昇トレンド銘柄をしっかり保有し、それについていきたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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