8月16日の日本株
8月16日の日本株は、前日のアメリカ株が景気後退懸念を払拭する経済指標の発表から大きく上昇し、為替レートも円安に振れた流れを受け、大幅に上昇しました。日経平均株価の終値は前日比1336円03銭高の38062円67銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大幅に上昇しました。
値上がり銘柄3432に対し値下がり銘柄699とほぼ全面高、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は10.1%となり前日の6.6%から上昇しました。株価の反発に伴い、新規買いやヘッジ空売りの買い戻しをしたことなどによるものです。
日経平均株価は25日移動平均線回復も急ペースか
個別銘柄をみると、25日移動平均線超え銘柄が全体の約30%ほどまで増加し、日々増加を続けています。一方、日経平均株価も25日移動平均線を回復したものの、上昇ペースがかなり急速であり、6日騰落レシオもかなりの高水準に達しています。
したがって、ここからの新規買いはあまり無理をしない方がよさそうで、押し目を待ってからの買いの方が安全と感じます。
株価は上にも下にも行き過ぎるものであり、8月5日はパニック売りで急落しましたが、8月16日の上昇は空売りの踏み上げなどにより急騰した可能性もあり、ここから高値での水準での買いは慎重になった方がよいでしょう。
無論、すでに保有している銘柄については、自身で定めたルールに従い、売却、損切り等をしていけばよいと思います。慎重にすべきはあくまでもここからの新規買いについてです。
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