8月15日の日本株

8月15日の日本株は、寄り付き後じわじわと上昇を続け、引けにかけては上げ幅縮めるも、日経平均株価の終値は前日比284円21銭高の36726円64銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2542に対し値下がり銘柄1539と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は6.6％となり、前日の3.3％から上昇しました。引き続き、無理のない範囲で25日移動平均線超え銘柄を新規買いしたり、ヘッジ空売りを外したりしています。

夜間先物が大幅上昇

個別銘柄をみると、サンリオ（8136）が連日の高値更新となっていますが、新たに高値更新となる銘柄はほとんど出ていません。それでも25日移動平均線超え銘柄は日々増加しており、それらを私自身も拾うようにしています。

そして夜間には、アメリカの小売売上高や新規失業保険申請件数が、アメリカの景気後退懸念を払拭する内容だったこともあり、金利上昇、円安が進み、その結果日経平均先物も本日の日経平均株価の終値より大きく上昇しています。

一方、8月5日に底打ちしてからほぼ一本調子で日経平均株価は上げ続けており、そろそろ頭打ちになってもおかしくないと個人的には感じますので、朝から株価が大幅高となる日の新規買いは慎重にした方が安全と思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。