二極化相場が継続ー5月24日の日本株と今週の投資戦略

5月24日の日本株

5月24日の日本株は、寄り付き大きく下落して始まり、その後はやや切り返したものの、日経平均株価の終値は前日比457円11銭安の38646円11銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落し、東証グロース市場250指数は年初来安値を更新しています。

値上がり銘柄1525に対し値下がり銘柄2470と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は50、年初来安値更新銘柄は145でした。

ADA指数は40.3%と、前日の47.9%から低下しました。保有株の株価下落に伴い一部銘柄を売却したことなどによるものです。

右肩上がりの銘柄と右肩下がりの銘柄

個別株をみると、ミマキエンジニアリング(6638)など高値更新となる銘柄もある一方、安値更新銘柄が145を数えるなど、実態としては下げ相場に近い二極化相場という感覚です。どの銘柄を保有しているかにより、天と地ほどの差が生じるという状況です。

私は日々数百銘柄のチャートを見ていますが、右肩上がりに綺麗に上昇している銘柄もある一方、右肩下がりに下落を続けている銘柄も数多くあります。

私の見ている銘柄には、業績が伸びている成長株が多いのですが、やはりそういった銘柄に右肩下がりに下げ続けるものが目立ちます。マーケット全体からみれば25日移動平均線を割り込んでいるのは55%ほどですが、私がウォッチしている銘柄は7割以上が25日移動平均線を割り込んでいるという感じです。

東証グロース市場250指数が24日も年初来安値を更新し、底割れの動きをみせつつあります。上昇トレンドの強い銘柄の保有をメインとしつつも、業績が伸びているのに売られている成長株の反転上昇を期待し、投資候補銘柄の選定を行っていきたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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