4月30日の日本株
連休明け4月30日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、前場は上げ幅を広げる展開、後場は売り物に押されるも引け間際に値を戻し、日経平均株価の終値は先週末比470円90銭高の38405円66銭でした。
TOPIXは大きく上昇して2%超の上昇、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄3099に対し値下がり銘柄999と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は121、年初来安値更新銘柄は21でした。
ADA指数は57.5%となり、先週末の32.8%から大きく上昇しました。株価反発に伴い、上昇トレンド銘柄に買いを入れたり、保有株のヘッジ空売りを外したことなどによるものです。
TOPIXが強く5大商社株が上場来高値更新
個別銘柄をみると、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)の5大商社株が大きく上昇して揃って上場来高値を更新しました。また、この日25日移動平均線を超えた銘柄も500銘柄にのぼり、マーケット環境は好転した感があります。
また、日経平均株価よりTOPIXの方が強かったことも個人投資家に追い風です。日経平均株価が強いときは、個人投資家がなかなか持てない、1単位数百万円の値がさ株の大きな上昇の一方で、個人投資家が保有している銘柄群は弱いことも多いからです。
上記の商社株や銀行株、鉱業や重工といったジャンルが特に強く、こうした強い銘柄に乗れているかどうかでパフォーマンスも異なってくると思います。
引き続き、日経平均株価は25日移動平均線を割り込んでいる状況ですので、個別銘柄ごとにトレンドを確認し、上昇トレンドが継続している銘柄を中心に投資するのが良いと思います。
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