当然の一服ー2021年9月15日の日本株

9月15日の日本株

9月15日の日本株は、寄り付きから安く始まり、やや売り込まれる局面もありましたがその後は戻す展開となり、日経平均株価の終値は前日比158円39銭安の30511円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄890に対し値下がり銘柄2988と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は119、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は59.0%となり、前日の71.0%から大きく低下しました。これはある程度意識的に利食いを進めたほか、新規空売りを実行したことなどによります。騰落レシオが149%まで上昇していましたから、少しポジションを軽くして、調整局面で買えるようにしようと思ってのことです。

銘柄間の格差に注意

個別銘柄をみると、オープンハウス(3288)、SHIFT(3697)、ラクス(3923)、オークネット(3964)、ミダックホールディングス(6564)など、高値更新となる銘柄もそこそこあります。

ただその一方で、早速25日移動平均線を割り込む銘柄も出てきており、ここからは強い銘柄と弱い銘柄との格差が現れてくるのではないかと思っています。

弱い銘柄は、25日移動平均線を超えた後も株価が伸びず、横ばい程度で推移し、結局は再び下げに転じてしまう、という流れをたどるものが目立ちます。無論、弱いと思っていたら突然上昇を始めるケースもあるので、絶対とは言えませんが、もし、膨らみすぎたポジションを調整するのであれば、弱い銘柄から売っていくのがよいのではないかと思います。

個人的には、すでに25日移動平均線を割り込むような銘柄はかなり弱いと思われるので、ヘッジの意味も込めて少しずつ新規空売りをしていこうと考えています。
もちろん、全体的には上昇トレンドに変化の兆候はありませんので、強い銘柄まで売ってしまう必要はないでしょう。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事