2月20日の日本株

2月20日の日本株は、日経平均株価が前場大きく上昇したものの、その後は売り物に押されてマイナス引けとなりました。
日経平均株価の終値は前日比106円77銭安の38363円61銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2028に対し値下がり銘柄2003と拮抗、昨年来高値更新銘柄は145、昨年来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は60.7％となり、前日の50.3％から大きく上昇しました。16日と19日の動きで変化を感じたため、上昇トレンド銘柄を買ってポジションを積み増ししました。

上昇トレンドが続く限り乗る

個別銘柄を見ると、さくらインターネット（3778）、三菱重工業（7011）、FPパートナー（7388）、M＆A総研ホールディングス（9552）などが高値更新となっています。

ただ、多くの銘柄が上ヒゲを付けたり陰線を引いており、今日だけで見ればあまり動きはよくありません。それでも上昇トレンドの局面では、数日程度調整した後に再び上昇する、ということも多々あり、一度売却してしまうと再度乗ることができなくなってしまうケースも多いですから、上昇トレンドが続く限りは乗っていた方が利益を伸ばせると思います。

現状、日経平均株価が調整含みの一方、個別銘柄は強いものが多いので、日経平均株価の過熱感が取れるまでこの状況が続き、その後日経平均株価がバブル時の高値を超えていくのが1つの理想形です。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。