2月19日の日本株
週明け2月19日の日本株は、日経平均株価が寄り付き後下げ幅をやや広げる局面があったものの、引けにかけて持ち直して小幅安で引けました。終値は先週末比16円86銭安の38470円38銭でした。
TOPIXは上昇、東証グロース市場250指数は1%超の上昇となり、今月半ばまで続いた日経平均株価のみ強いという状況の逆となっています。
値上がり銘柄3098に対し値下がり銘柄1042と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は132、昨年来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は50.3%となり、先週末の38.8%から大きく上昇しました。16日に変化を強く感じたため、25日移動平均線超えかつ乖離率が大きくない銘柄を中心に新規買いを行ったことによります。
この変化は本物か?
個別銘柄をみると、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)、双日(2768)といった商社株が高値更新、また三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)、大和証券グループ本社(8601)など銀行株や証券株、三菱重工業(7011)、西松建設(1820)などが高値更新となっています。
それ以上に注目すべきは、日経平均株価が下落しているにもかかわらず全体の4分の3の銘柄が上昇していること、そして昨年来安値更新銘柄が急減していることです。
2月15日までは、日経平均株価が強い一方で多くの個別銘柄は下落し、昨年来安値更新銘柄が日々増加している状況でした。それが一変したのが16日で、日経平均株価ではなく個別銘柄の多くに力強い上昇を感じとることができました。
そして週明け19日も、16日と同様の動きが続いており、これが本物であれば、かなり強い個別銘柄の上昇が今後も期待できるのではないかと思います。
騰落レシオも100%割れまで調整した後の反発スタートですし、過熱感は不思議とあまりありません。私自身も、現状のADA指数からもう少しポジションを増やしてもよいかな、と思っています。引き続き、日経平均株価が調整含みの動きの中、個別銘柄や出遅れている東証グロース市場250指数が買われる展開を期待します。
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