1月31日の日本株

1月31日の日本株は、寄り付きかなり安く始まったものの、そこから切り返してプラス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比220円85銭高の36286円71銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2593に対し値下がり銘柄1420と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は110、昨年来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は66.7％となり、前日の68.9％から少し低下しました。決算発表に伴い急落した保有株や、移動平均線割れした保有株を売却しましたが、トータルのポジションは強気維持に変化ありません。

5日移動平均線超えから直近高値超えを期待

個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、日本電気（6701）、兼松（8020）、M＆A総研ホールディングス（9552）などが高値更新となりました。

また、全体で見ても引き続き8割弱の銘柄が25日移動平均線を超えており、強気相場は継続しています。

日経平均株価は5日移動平均線を明確に超え、次は直近高値超えを期待したいと思います。25日騰落レシオもかなりの高水準まで達していますが、バブル気味の強い相場では、騰落レシオの過熱状態が1か月～2か月くらい続くようなケースもありますので、弱気の兆候が見えるまでは、強気のポジションを維持したいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。