１月２２日の日本株

１月２２日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、引けにかけ一段高となりました。日経平均株価の終値は先週末比５８３円６８銭高の３６５４６円９５銭でした。
TOPIX、東証グロース２５０指数も大幅高となりました。

値上がり銘柄３４７５に対し値下がり銘柄６３０とほぼ全面高、昨年来高値更新銘柄は１５８、昨年来安値更新銘柄は４でした。

ADA指数は６３．４％となり、先週末の６０．２％からやや増加しました。上昇トレンドに転じた銘柄の新規買いなどを行いました。ほぼフルポジションに近い状態となっています。

日経平均株価のスピード調整＋全体の底上げを期待

個別銘柄をみると、FPパートナー（７３８８）、セック（３７４１）、TDCソフト（４６８７）、テラプローブ（６６２７）、日本電気（６７０１）、日本マイクロニクス（６８７１）など高値更新銘柄がかなり増えてきました。

また、２２日はグロース市場の小型成長株にも値を飛ばす銘柄が目立ち、いよいよ全面高も期待できる状況になってきました。

一方、日経平均株価はかなりのスピードで上昇しており、２５日移動平均線からの乖離率も７％を超えています。そろそろ日経平均株価はスピード調整してもらい、その間に今まであまり上がってこなかった小型成長株などが上昇し、全体の底上げが起きることを期待したいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。