日経平均株価大幅反発だがー2020年11月2日の日本株

<11月2日の日本株>
月が明けて11月2日の日本株は、朝方から高く始まりその後も高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は先週末比318円35銭高の23295円48銭でした。
TOPIXも大きく上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2465に対し値下がり銘柄1362と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は11、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数はマイナス9.2%となり、先週末のマイナス5.7%から低下しました。空売り銘柄を維持する一方、下降トレンドに転じた保有株を売却したことによります。

 

<あくまで個別銘柄の動きを注視>
11月3日のアメリカ株は大きく上昇、本日11月4日の日本株は、日経平均株価が25日移動平均線を回復してスタートしそうです。
ただ、現時点での個別銘柄のチャートを見る限り、下降トレンドになっているものが圧倒的に多いです。月曜日も日経平均株価が大きく上昇したにもかかわらず全体の3分の1の銘柄は値下がりしています。

このように、今の日本株は、日経平均株価と個別銘柄の動きが一致しないことが多いため、日経平均株価が強いからといって、下降トレンドが続く株を持ち続けていると大きな痛手を負うことになりかねません。

したがって、あくまでも個別銘柄ごとに株価のトレンドを判定し、上昇トレンドなら買いおよび保有、下降トレンドになったら売却して新規買い見送り、というようにしておくことが、大きく負けないためには必要です。

特に、コロナ悪影響銘柄については、3月のコロナ・ショック時の安値すら割り込んでいるものもあります。こうした銘柄を我慢して持ち続けていると、コロナが長期化してさらに業績が悪化したとき、株価のより一層の下落だけではなく、最悪倒産して紙くずになるリスクもあることを十分注意すべきです。

下降トレンドになったら売却し、新規に買わない。これを遵守するだけで大負けをする可能性が格段に減少するはずです。

あとは、決算シーズンのため、決算直前の銘柄を大量に買って勝負にいくのはリスクが高いことを申し添えておきます。私なら買うなら少量にとどめるか、決算が終わった後に買うようにします。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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