1月19日の日本株
週末1月19日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、その後も終日強い動きとなり、日経平均株価の終値は前日比497円10銭高の35963円27銭でした。
TOPIX、東証グロース250指数も上昇しましたが、上昇率は日経平均株価よりかなり劣っています。
値上がり銘柄2317に対し値下がり銘柄1692とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は80、昨年来安値更新銘柄は13でした。
ADA指数は60.2%となり、前日の46.7%から大きく上昇しました。株価反発に伴い、いったん売却した銘柄を買い直したり、新規に買ったりしました。想像以上の強さなので、再びポジションを厚めにすることにしました。
週明けにも高値更新となるか
個別銘柄をみると、FPパートナー(7388)、イワキ(6237)、テラプローブ(6627)、名村造船所(7014)など高値更新となる銘柄もそこそこありました。
ただ、日経平均株価が500円も値上がりしているにもかかわらず、個別銘柄は値上がり銘柄2317に対し、値下がり銘柄が1692もある点には十分注意が必要です。
週末の日経平均先物は36300円まで上昇しており、このまま週明けも同水準で寄り付けば、日経平均株価は直近高値を超えることになります。しかし、個別銘柄が全面高になるというのは今までの動きから見ても到底考えづらく、今まで強かった銘柄のみが上昇し、弱い銘柄は弱いままとなる可能性が高いとみています。
現時点でも25日移動平均線を割り込んでいる銘柄は全体の30%ほどありますが、こうした銘柄を、そのうち値上がりするからという根拠に乏しい理由で持ち続けていても、日経平均株価が40000円を突破したとしても報われない可能性が高いと思います。
株価が上がっている銘柄には投資資金が集まっていて、上がっていない銘柄には集まっていないわけですから、素直に前者の株を中心としてポートフォリオを組むべきだと思っています。無論、変化の兆候の有無は気を付けてみていますが、今のところは特に感じられません。
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