1月17日の日本株
1月17日の日本株は、寄り付き日経平均株価が600円高となり、36200円を突破して高値更新となったものの、その後急速に値を崩し、前日比マイナスで引けました。日経平均株価の終値は前日比141円43銭安の35477円75銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース250指数は2%を超える大幅な下落となりました。
値上がり銘柄1323に対し値下がり銘柄2719と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は158、昨年来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は57.3%となり、前日の57.7%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えはありましたが、基本的に様子見としました
グロース株の弱さが目立つ
個別銘柄をみると、物語コーポレーション(3097)、さくらインターネット(3778)、FPパートナー(7388)など高値更新となる銘柄も目立ちました。一方、東証グロース250指数が大きく値下がりしていることからもわかるとおり、グロース株(成長株)の弱さが際立っています。
例えばプライム市場の銘柄は、70%以上の銘柄が25日移動平均線を超えている一方、グロース市場の銘柄は17日の下落で多くの銘柄が25日移動平均線割れとなり、25日移動平均線を超えている銘柄は5割を切りました。
日経平均株価はほとんど下がっていないのにこの弱さということは、日経平均株価が調整局面となったらさらに大きく下がる可能性もありますから、特に移動平均線割れとなっている成長株については、十分に注意すべきです。
日経平均株価は長い上ヒゲをつけた陰線となり、天井を付けるときに出やすい形となっています。短期間で大きく上昇しましたからある程度の調整はいつ起きてもおかしくないのですが、ちょっと17日のチャート形状はあまり良い形ではないので、今後の株価の動向を注視していきたいです。なお、個別銘柄については銘柄ごとに上昇トレンドかどうか確認し、上昇トレンドであれば引き続き保有していればよいと思います。
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