1月4日の日本株
大発会を迎えた1月4日の日本株は、寄り付き直後に日経平均株価が700円超下げたものの、その後は急速に切り返し、終値は前年末比175円88銭安の33288円29銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄3077に対し値下がり銘柄1076と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は96、昨年来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は48.7%となり、昨年末の54.6%から低下しました。朝方の大きな下げで、保有株を売却したことによるものです。一時はかなり売却しましたが、その後買い直したりしたのでADA指数の減少幅は小さくなりました。
実質的には上昇相場か
個別銘柄をみると、エスリード(8877)、建設技術研究所(9621)が高値更新となるなど強い銘柄も多く、また寄り付き安値で大陽線を引く銘柄や、長い下ヒゲを引く銘柄が非常に多くみられ、結果的には朝方の急落は「なかったもの」となりました。
また、業種では海運株や鉄鋼株、建設株が大きく上昇、為替が円安方向に振れていることもあり自動車株も上昇するなど、引き続き東証プライムの大型株の強い動きを感じました。さらには、小型成長株も25日移動平均線を超えてくるものが数多くあり、このまま全面高の展開になってくれれば利益を上げやすい状況になります。
値上がり銘柄数の多さ、昨年来高値更新銘柄も100近くあることから、実質的には上昇相場といえます。無論、現在の株価は景気実態などからすれば割高となっている可能性も高く、どこまで下がったら撤退するかのルールはしっかり決めておく必要があります。
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