12月15日の日本株
12月15日の日本株は、寄り付き後大きく上昇し、日経平均株価は一時33100円台まで達しましたが、後場は伸び悩み、終値は前日比284円30銭高の32970円55銭でした。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は2％を超す上昇となりました。
値上がり銘柄2451に対し値下がり銘柄1578と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は34、年初来安値更新銘柄は29でした。
ADA指数は25.8％となり、前日の17.6％から上昇しました。株価上昇に伴い、空売りの買戻しや新規買いを行ったことによります。
上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらず
個別銘柄をみると、日鉄ソリューションズ（2327）が高値更新となるなど、強い銘柄もある一方、安値更新の弱い銘柄も同程度あり、非常に難解な状況が続いています。
日経平均株価も、25日移動平均線を超えたと思ったらすぐ失速し上ヒゲをつけてしまいますし、逆に25日移動平均線を割り込んだと思ったら大して下落せずに反発して下ヒゲを付けるという状態で、もはやここからどう動くのか全く分からないという感じです。
個別銘柄は、まだしっかりとしたトレンドが出ているものがそこそこありますので、それらを手掛けていけばよいと思いますが、それでも日経平均株価が横ばいの状況だと、個別銘柄も同じような動きをするものが増えますから、結局は買っても取れない、空売りしても取れない、何もしないのが一番良い・・・という結果になっているのが現状です。
週末の日経平均先物は32630円まで下げています。ここからさらに下げるようであれば、ひとまず下方向の警戒をしたいと思っています。
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