25日移動平均線の攻防ー2023年12月13日の日本株

12月13日の日本株

12月13日の日本株は、寄り付き高く始まった後、日経平均株価は33100円台まで上昇したものの、その後失速し、終値は前日比82円65銭高の32926円35銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も小幅高となりました。

値上がり銘柄1944に対し値下がり銘柄2021と拮抗、年初来高値更新銘柄は58、年初来安値更新銘柄は51でした。

ADA指数は28.5%となり、前日の31.1%から低下しました。弱い動きの銘柄に新規の空売りを仕掛けたことなどによるものです。基本的には無理のない範囲で買いポジションを持ち、弱い銘柄には空売りを入れているという状況が続いています。

アメリカ株急騰の一方で円高進む

個別銘柄をみると、パルグループホールディングス(2726)が高値更新となるなど、強い銘柄も散見される一方で、安値更新となるものもあり、引き続きちぐはぐな動きとなっています。

日経平均株価も25日移動平均線につっかかるものの、結局頭打ちとなってしまっています。

また、昨晩のアメリカ株では、FOMCが金利を据え置いたほか、来年の利下げ見通しが高まったことを受け、NYダウが急騰して37000ドルの過去最高値をつけるなど、大きな動きとなりました。その一方、為替レートは1ドル=142円台前半まで円高が進んでおり、日経平均先物はほとんど上昇していません。

日経平均株価はアメリカ株と為替レートの影響を大きく受けますから、為替の円高傾向が続く限り、上値は重くなるかもしれません。その一方、金利低下を好感して小型成長株が買われる展開となる可能性もありますので、成長株の動きにも注目していきたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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