11月24日の日本株
11月24日の日本株は、寄り付きから高く始まったものの、日経平均株価は高値更新とはならず後場は伸び悩みとなりました。終値は前営業日比173円70銭高の33625円53銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。
値上がり銘柄2457に対し値下がり銘柄1527と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は61.6％となり、前営業日の52.7％から上昇しました。上昇トレンドとなった銘柄を買っていたら、気が付いたらポジションがかなり膨れ上がってしまったので、週明けは少しポジションを整理しようと思っています（弱気に転じたわけではなく、買いすぎていると感じたためのポジション調整です）。
上放れたらついていく
個別銘柄をみると、地主（3252）、建設技術研究所（9621）など、高値更新となる銘柄も徐々に増えてきました。ただ、先日も申し上げた通り、日経平均株価が高値更新間近であるにもかかわらず年初来高値更新銘柄がそれほど膨らんでいないことから、これまでの上昇をけん引してきた銘柄群よりは、成長株などここまで弱かった銘柄の底上げが目立つ形です。
日経平均株価は11月20日に一瞬バブル後の高値を超えましたがすぐに失速しました。しかしその後ダラダラと下げ続けるのではなく、底堅い動きとなっていて、今週は再び高値更新へのチャレンジが期待できます。
ここまで横ばいの動きが続いてきましたから、上放れたらしっかりついていくべきだと思います。100％うまく行くわけではないですが、勝率でいえば買うべきタイミングだと思います。
今年の春は横ばいからの上放れで7000円ほど日経平均株価は上昇しました。今回も上放れからの大きな上昇を期待したいと思います。投資主体別売買動向からも、外国人買い・個人投資家売りという、上昇局面でよくみられる構図となっていますので、この面からも期待が持てます。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。
