11月16日の日本株
11月16日の日本株は、寄り付き後プラスの局面があった後、売りに押されましたが引けにかけ下げ幅を縮める展開となりました。日経平均株価の終値は前日比95円29銭安の33424円41銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。
値上がり銘柄1428に対し値下がり銘柄2546と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は40、年初来安値更新銘柄は24でした。
ADA指数は38.0%となり、前日の36.5%からやや上昇しました。急上昇後なのであまり積極的な買いを入れることは控え、どうしても買っておきたい株が、買ってよいタイミングにあるものだけを買うようにしました。
個別株が上がるか下がるかは運次第?
個別銘柄をみると、値動きがマチマチであり、上値を追うものもある一方、早速失速して下落してしまっているものもあります。
また、金利上昇一服感から、銀行株は動きが悪くなっているように感じます。
私自身も、色々な銘柄を買ってみてはいますが、順調に上昇するものもあれば、買った後すぐ下げに転じるものもあり、結局はトータルするとどっちつかずという状況です。
また、これまでずっと下降トレンドが続いていた銘柄群が急上昇しているケースが目立ちますが、突然急騰したものが多く、買えるタイミングが一瞬だったので、これもうまく乗ることができなければ恩恵を受けることはできなかったと思われます。さらに難しいのは、急騰している銘柄に飛び乗った場合、さらに株価が伸びて成功するケースも、すぐ失速して高値掴みするケースもそれぞれ結構な割合で生じているということです。
ですから、いつもどおり買えるタイミングになっている銘柄を買う、ということを淡々とするしかないと思いますが、やはり先日来ずっと申し上げている通り、銘柄選択による運・不運を排除するためには日経平均先物などへの投資も有効です。
特に、水曜日の日経平均株価急上昇時の個別株の動きから分かる通り、日経平均株価と一握りの銘柄のみが上昇して、多くの個別銘柄は上昇しない相場がしばらく続くという可能性も否定できないので、日経平均株価が上がったら利益を得られるような投資対象も検討することを強くお勧めしたいと思います。
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