10月25日の日本株
10月25日の日本株は、寄り付きから大きく上昇して始まったものの、引け間際に上げ幅を縮める展開となり、日経平均株価の終値は前日比207円57銭高の31269円92銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2505に対し値下がり銘柄1498と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は27、年初来安値更新銘柄は4でした。
ADA指数はマイナス25.4%となり、前日のマイナス34.0%からマイナス幅を縮めました。株価反発に伴い、新規買い、買い直しや空売りの買戻しを行ったことによるものです。ただ、底打ちと決めつけるのは早計なので、空売りの返済もあくまでも25日移動平均線超えの銘柄のみとしています。
日々の動きに振り回されるとうまく行かない
個別銘柄をみると、全般的に反発しているように見えますが、力強い上昇となっているのは少ないと思います。上昇トレンド銘柄も、増加はしたものの、まだ全体の2割弱にとどまっています。
また、昨晩のアメリカ株の下落等により、日経平均先物は下げて戻ってきていますので、24日の長い下ヒゲが底打ちとはならない可能性も高まっています。
とにかく、ピンポイントで底打ちや天井を判断しようとすると、結局は日々の株価の動きに振り回されてしまい、余計な売買を繰り返すことになり、損失が積みあがってしまいます。
もう少し大きな波をとらえて行動した方が余計な売買も減らせますし、ドタバタしないで済むと思います。日経平均株価そのものが25日移動平均線を割り込んでいるわけですから、引き続き無理をして勝負に行く局面ではないと思っています。底打ちかと思って買い向かったものの、底打ちではなかった場合、結構なダメージを喰らうことになりますので十分に注意してください。
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