跳ね返されるか?突破するか?ー2023年3月31日の日本株と今週の投資戦略

3月31日の日本株

週末かつ月末である、3月31日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比258円55銭高の28041円48銭と、終値で28000円を超えました。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇にとどまりました。

値上がり銘柄2687に対し値下がり銘柄1260と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は61、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は28.3%となり、前日の19.0%から上昇しました。株価上昇に伴い、新規買いおよび空売りの買戻しを行ったことによります。空売りもまだ結構残ってはいますが、縮小傾向です。

日経平均株価28000円台中盤から後半の鬼門近づく

個別銘柄をみると、パルグループホールディングス(2726)、サンクゼール(2937)、クリアル(2998)、Abalance(3856)、ルネサスエレクトロニクス(6723)など、高値更新となるものが増えてきました。全体としてみても、上昇トレンド銘柄が日々増加している状況です。

一方、日経平均株価は28000円を超えてきましたが、過去28300円~28700円近辺で何度も跳ね返されて下げに転じており、まさに鬼門が近づいているといえます。
個人的にはこの価格帯を超えないと大きな利益とならないので、この水準では特に持ち株は売却しませんが、持ち株を売却するというのも選択肢になりえるでしょう。
また、天井を付ける可能性が高いこの水準からの新規買いは、高値掴みだったりその後の損切りにつながりやすいので、十分注意が必要です。

私は、欲しい銘柄が上昇トレンドに転じたら買いますが、あまりポジションを膨らませすぎないように注意するつもりです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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