10月13日の日本株
週末10月13日の日本株は、終日軟調な展開となり、日経平均株価の終値は前日比178円67銭安の32315円99銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は日経平均株価よりかなり大きな下落率となり、中でもマザーズ指数は3%超の下げとなっています。
値上がり銘柄566に対し値下がり銘柄3533と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は39、年初来安値更新銘柄は71でした。
ADA指数は4.6%となり、前日の13.0%から低下しました。株価下落に伴い保有株の売却や新規空売りの実行を行ったことなどによるものです。
実態はかなりひどい
個別銘柄をみると、高値更新となる銘柄もある一方、安値更新銘柄もかなり増加してきました。特に、マザーズ指数の弱さを見てもわかる通り、小型成長株はかなり壊滅的な状況となっているものが多いです。私自身が空売りしている銘柄の中にも、年初来安値を更新しているものがいくつもあります。
日経平均株価は25日移動平均線とほぼ同レベルにありますが、マーケット全体の実態は、下降トレンド銘柄がおよそ8割を占めており、かなりひどい状況にあります。要は、日経平均株価は10月4日以降大きく反発したものの、多くの個別株はその反発についていけず、弱いものは下げ続けて安値更新となっているということです。
さらに、週末の日経平均先物が31880円まで下がっていて、ここまで下がると日経平均株価は明確に25日移動平均線を割り込む形となり、これと個別株の弱さを合わせて考えると、とても買いで勝負に行けるような状況ではありません。
やはり今は買いで利益を取りに行くのは困難であり、ポジションは小さくしておくべきでしょうし、買った株が値下がりしたときは適時に損切りをして、我慢して保有を続けた結果塩漬け株でどうしようもなくなる・・・ということだけは防ぐようにしましょう。
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