１０月１２日の日本株
１０月１２日の日本株は、寄り付きから高く始まり、その後も上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比５５８円１５銭高の３２４９４円６６銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄２６１１に対し値下がり銘柄１３９８と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は４８、年初来安値更新銘柄は３３でした。
ADA指数は１３．０％となり、前日の１５．２％からやや低下しました。銘柄により強弱まちまちだったので、保有株の売却、空売りの買戻し、新規買いなど行った結果トータルでポジションが少し低下した形です。まだ空売りもかなり残っています。
日経平均株価急上昇も全面高にはならず
個別銘柄をみると、霞ヶ関キャピタル（３４９８）、TOWA（６３１５）など高値更新となる銘柄も散見され、新たに２５日移動平均線を超えてくる銘柄も目立ちましたが、これだけ日経平均株価が大きく上昇しても３分の１以上の銘柄は値下がりしていることからもわかる通り、全面高とはなっていません。
日経平均株価は確かに２５日移動平均線を超えましたが、全体で見れば２５日移動平均線を超えている個別銘柄は３割ほどしかなく、日経平均株価という指数主導での上昇という側面が今のところ強いです。
従って、いつも通りの話ですが上昇トレンドの強い銘柄を保有しつつ、下降トレンドの弱い銘柄を空売りし、株価がどちらに動いても対応できるようにしておきたいと思います。正直、株価が上昇する要因、下落する要因が入り混じっており、どちらかにポジションを傾けることは現段階では難しいです。ただ、空売りが相当数入っているのは、アメリカの金利上昇による景気への懸念などから、ここから下がる可能性も高いと踏んでのものです。もちろん、ルール通り、株価が上昇したら買戻しをしますが、今のところは意外と株価が上昇せず弱い銘柄が多いので、空売りをキープしています。
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