日経平均株価急反発ー2023年10月10日の日本株

10月10日の日本株

3連休明け10月10日の日本株は、寄り付きから大幅高で始まり、その後も上値追いの展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比751円86銭高の31746円53銭と大きく上昇して終えました。
TOPIXも2%超の大幅高、マザーズ指数も上昇しましたが上昇率は日経平均株価やTOPIXに大きく劣っています。

値上がり銘柄3313に対し値下がり銘柄760と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は49、年初来安値更新銘柄は13でした。

ADA指数は4.1%となり、先週末のマイナス19.4%から大きく上昇してプラス圏に復帰しました。株価の大幅反発に伴い、空売りの買戻しや、いったん売却した銘柄の買い直しなどを進めました。ただ、成長株中心に空売りもまだ相当数残ってはいます。

ここから先の新規買いは慎重に

個別銘柄をみると、TOWA(6315)、霞ヶ関キャピタル(3498)、広済堂ホールディングス(7868)、川崎汽船(9107)など高値更新となる銘柄も増えてきており、強い銘柄は早速上値追いとなっています。

一方、まだ全体の7割ほどの銘柄は25日移動平均線割れとなっていて、底打ちからの立ち上がりという状況です。

さて、本日は日経平均株価が大きく上昇、個別株の多くも同様に大きく反発していますが、さすがに上がりすぎの感もあり、上昇のエネルギーを使い果たしている可能性もあります。

昨日のブログでも触れましたが、買うのであればやはりできるだけ上昇の初期段階で行うのが安全であり、その点からみれば、本日時点であらかたの買い仕込みは終えていることが理想的であり、ここから先の新規買いは慎重になるのが良いと思います。

私自身、ADA指数はほぼプラスマイナスゼロですが、空売りはマイナスとしてカウントしていて、買い持ちは本日でかなり増えました。後は株価上昇により、空売り銘柄を外していけば買い持ち中心のポジションが構築できます。
上昇トレンドに転じたら買っておきたい銘柄はまだありますので、全く買わないというわけではありませんが、あまり高値掴みしないように気を付けながら買い仕込んでいきたいと思います。

無論、ここから反落するのであれば、空売りを大事に持ちながら、買い持ちの株を売却して空売り優勢にしていけばよいだけで、株価の先行きを決めつけることなく、柔軟に対応していきたいものです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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