9月21日の日本株
9月21日の日本株は、後場に入り下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比218円81銭安の33023円78銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1039に対して値下がり銘柄3005と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は265、年初来安値更新銘柄は26でした。
ADA指数は28.1%となり、前日の41.0%から低下しました。新規空売りを実行したり、保有株の一部を利食いしたことなどによります。25日移動平均線からの乖離率が大きい保有株については、その一部を5日移動平均線割れで売却し、利益を確保しました。
下がるときは一気に下がることもあるので注意
個別銘柄を見ると、霞ヶ関キャピタル(3498)など高値更新となる銘柄も少なくありませんでしたが、直近で強かった銘柄の多くは年初来高値更新後値を下げて、銘柄によっては大きめの陰線を引き、5日移動平均線も割り込むものもありました。
私自身、基本は25日移動平均線割れまでは保有するのですが、株価上昇のスピードが速く、25日移動平均線割れまで持っていると利益が大きく失われてしまうという場合は、5日移動平均線割れで一部(4分の1~2分の1くらい)売却するようにしています。
もしここから日本株が明確に下げに転じた場合、保有株の含み益の多くが吹き飛んでしまい、確定した利益を残せなくなってしまうからです。
株価の大きな下落を経験していない方は、例えば株価が1日、2日と大きく下げても、「もう少し様子を見よう」と保有株を売らずに持ち続けるケースが多いと思いますが、本格的な下げに突入した場合は、様子をみているうちに株価がどんどん下がってしまい、しまいには多額の含み損を抱えた塩漬け株を作ることになってしまいます。
そうならないためにも、どこまで下がったら売るのかを事前にしっかり決めておき、いざ突然の急落となったときもあわてずに行動できるように今から準備しておくことをお勧めします。
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