戻りを試す展開かー2022年5月20日の日本株と今週の投資戦略

5月20日の日本株

5月20日の日本株は、寄り付き後次第に値を上げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比336円19銭高の26739円03銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2676に対し値下がり銘柄1152と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は75、年初来安値更新銘柄は62でした。

ADA指数は18.0%となり、前日の5.8%から上昇しました。株価反発のため、ある程度の新規買い、買い直しを実行しました。少しフライング気味に買ったものもあります。下降トレンド銘柄の空売りも多少残っています。

トレンドラインの上方を突破するか

個別銘柄をみると、重工、通信などは上昇トレンドをキープ、また大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦チタニウム(5727)のチタン2社が急上昇し、その他の非鉄金属株や商社などもまだ下降トレンドながら反発の機運を感じます。

また、売り込まれた成長株系の銘柄も、まだ下降トレンドのものがほとんどながら、これ以上下がりにくくなっていて、反発の兆しがみてとれます。

19日木曜日に、前日のアメリカ株大幅安にもかかわらず日本株が思いのほか堅調だったことを感じましたが、その後の20日の上昇を受け、今週は戻りを試す展開になるのではないかと思っています。

日経平均株価の日足チャートをみると、上値も下値も切り下がる形のトレンドラインがきれいに引ける形となっていて、まずは18日水曜日の高値27000円どころを明確に超えるかどうかに注目です。そうすればトレンドラインを上方に突破することになり、さらなる反発が期待できるからです。

もし27000円どころを明確に超えられなければまたトレンドラインの中にとどまることになり、方向性のはっきりしない小動きが継続し、利益を得られにくい状況が続いてしまいます。

ただ、今は日経平均株価が横ばいの中、個別銘柄の動きがまちまちのため、上昇トレンドをキープしている銘柄を保有し、いち早く上昇トレンドに転じる銘柄を買う、といった形で対応することになります。

明確なトレンドが出ておらず、まだまだ勝負するには程遠い状況ですので、引き続きポジションを抑えつつ、強い銘柄、いちはやく反発した銘柄に乗っていくのが良いと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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