9月4日の日本株
週明け9月4日の日本株は、朝方はもたついたもののその後はじり高となり、引けにかけて一段高となりました。日経平均株価の終値は先週末比228円56銭高の32939円18銭でした。
TOPIXも大きく上昇しましたが、マザーズ指数は小幅に下落しました。
値上がり銘柄2835に対し値下がり銘柄1192と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は418まで膨らみ、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は71.1%となり、先週末の70.2%から少し上昇しました。これ以上のポジション増加は避けるようにしているため、新規買いは基本的にはしないようにし、する場合は他の銘柄を売却するようにしています。
短期的にはかなりの過熱感が
個別銘柄をみると、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)のメガバンクが揃って高値更新、それ以外にもオリックス(8591)、大和証券グループ本社(8601)、INPEX(1605)、三菱重工業(7011)、日本電気(6701)や、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株、日本製鉄(5401)や神戸製鋼所(5406)などの鉄鋼株と、多くの銘柄が高値更新となっています。
ただ、年初来高値更新銘柄が400を超えるというのはかなり頻度が低く、天井を付ける可能性もある点には注意が必要です。また、6日騰落レシオも今年の最高値となっていて、短期的にはかなりの過熱感が生じています。
ですから少なくとも、今から新規に大量に買い仕込む、というのはかなりリスクの高い行為となります。保有株については上昇トレンドの間は保有継続でよいと思いますが、例えば今のような上昇相場であるにもかかわらず株価の値動きが悪くあまり上昇しないような銘柄であれば、トントンで売り逃げるのも良いと思います。
TOPIXの高値更新が続いており、弱気になる要素はありませんが、過熱感の高まりは間違いなくありますので、その点は頭の中に入れておくようにしてください。
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