8月17日の日本株
8月17日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、一時日経平均株価の下げ幅が400円を超えましたが、その後は急速に下げ幅を縮め、終値は前日比140円82銭安の31626円00銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1289に対して値下がり銘柄2725と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は42、年初来安値更新銘柄は139でした。
ADA指数は5.4%となり、前日の21.6%から大幅に低下しました。保有株の下落に伴う売却と、新規空売りも行い、買いと売りがほぼ同額のロング・ショート戦略に移行しています。
日々の細かい値動きを気にしすぎない
個別銘柄をみると、コメ兵ホールディングス(2780)、物語コーポレーション(3097)、日本電気(6701)など高値更新となっている銘柄も散見されますし、上昇トレンド銘柄も全体の3分の1程度はありますので、全面安とまではいっていません。
ただ、日経平均株価が7月の直近安値を割り込んでいるというのは大いに警戒すべき事柄であり、少なくとも下降トレンドの銘柄に安易に手出しをすると、ここから大きな下げに見舞われた場合、損切りができなければ多額の損失を被ることにつながります。
なお、17日の日経平均株価のチャートをみると、それなりの長さの下ヒゲをつけており、これをもって下げ止まったと言っている方もいるようですが、たった1日の、それほど長くない下ヒゲだけをもって下げ止まったと判断するのはあまりに早計です。
それよりも、日経平均株価が7月の直近安値を割り込んでいることや、多くの個別銘柄が下降トレンドになっているという事実を重視し、今は決して勝負できる時期ではない、と理解することができているかが極めて重要です。
1日単位の細かな動きを気にすると、株価に振り回されますので、株価のトレンドの変化など、もう少し長い目で変化をとらえるようにしましょう。
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