8月16日の日本株
8月16日の日本株は、寄り付きから大きく下がり、終日軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比472円07銭安の31766円82銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄988に対し値下がり銘柄3018と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は84、年初来安値更新銘柄は91でした。
ADA指数は21.6%となり、前日の41.7%から大きく低下しました。株価下落に伴い、25日移動平均線割れとなった保有株の売却を進めました。
実質的にはかなりの下げ相場か
個別銘柄をみると、コメ兵ホールディングス(2780)など高値更新となる銘柄も散見され、決算発表の内容を好感した買いを集める銘柄もありましたが、年初来安値更新銘柄が100銘柄に迫り、年初来高値更新銘柄数を上回るなど、全体的で見ればかなり厳しい状況で、実質はかなりの下げ相場と感じます。
また、日経平均株価が今日の下落により31766円82銭まで下がり、7月12日につけた直近安値である31791円71銭をわずかながら割り込みました。明日以降、この水準を明確に割り込むようだと、いよいよ本格的な調整に発展しそうな雰囲気になってきました。
マザーズ指数が6月21日の高値から2か月間下げ続けており、小型成長株や一部ハイテク株、また工作機械株など多くの銘柄が同様な動きとなっています。
日経平均株価はこの間弱含みの持ち合いでしたが、すでに6月に高値をつけて大きく下げている個別銘柄がかなり多いというのが実態です。
もし、日経平均株価までも本格調整に入ると、いよいよ全面安が視野に入ってきます。全面安で大きく下がった後は、安く買えるチャンスも到来するでしょうが、それまでは無理をせず、損失を大きくしないことを第一に行動しましょう。利益を得にくい状況で無理をして利益を狙いに行くのはリスクが高すぎます。
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