7月14日の日本株
7月14日の日本株は、大幅高で寄り付いた後は急速に売られ、後場一時持ち直したもののマイナス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比28円07銭安の32391円26銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1574に対して値下がり銘柄2372と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は30でした。
ADA指数は36.7%となり、前日の32.3%から上昇しました。新規買いや買い直しを行ったり、空売りの買戻しを行いました。
押し目底を狙うべきか
個別銘柄をみると、アドバンテスト(6857)など高値更新となる銘柄も散見されますが、全体でみれば25日移動平均線を割れている銘柄が多く、移動平均線超えとなるものもあまりありません。日経平均株価のチャート上も25日移動平均線を超えることができておらず直近安値を割り込んで下降トレンドに転じた後の反発、という形となっています。
ここから新たに買う、もしくは買い直すとして、株価が下げ切った後の反発の初動を買うことができれば安く買えるため有利ですが、初動と思われた反発が、単に下降トレンドの最中の綾戻しに過ぎないというケースも多々あります。
下降トレンドの途中の一時的な反発を底打ちととらえて買い、それが底打ちでなければ当然ながらさらに株価は下落しますので、損切りを余儀なくされますし、損切りしなければ塩漬け株の発生につながってしまいます。
ですから、それでも良いからできるだけ安いところを買いたい、というのであれば移動平均線割れの状況であっても押し目底と思われる反発の初動で買えばよいでしょうし、下降トレンド途中の綾戻しに引っ掛かるのを避けたいというのであれば、移動平均線超えや直近高値超えを待って買うのがよいでしょう。
どちらも一長一短ありますので判断が難しいところなのですが、両方試してみて自分がしっくりする方を選ぶのが良いのではないかと思います。個人的には移動平均線割れで買うよりは、移動平均線超えを待って買う方が多いですが、これが正解というわけではなく、人によっては移動平均線割れで買う方がパフォーマンスが良い、という方もいると思いますので。
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