7月6日の日本株
7月6日の日本株は、寄り付きから大きく下げて始まり、後場に入り一段安となりました。日経平均株価の終値は前日比565円68銭安の32773円02銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は3%の大幅下落となりました。
値上がり銘柄854に対し値下がり銘柄3187と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は79、年初来安値更新銘柄は38でした。
ADA指数は38.5%となり、前日の56.9%から大幅に低下しました。保有株の下落に伴い、売却を進めたことによるものです。
天井か、それとも絶好の押し目か
個別銘柄をみると、神戸製鋼所(5406)など高値更新となるものもありましたが、それ以上にチャート形状が崩れてしまったものが多数ありました。25日移動平均線割れの銘柄も一気に増加しています。
また、日経平均株価も約3か月ぶりに25日移動平均線を割り込んでおり、いよいよ天井を付けたか、と考える向きもある一方で絶好の押し目と考える人たちもいることでしょう。
しかし、天井なのか押し目なのかは後になってみないと分からないことであり、かつ、分かってから行動しても遅いのが株式投資の難しいところでもあります。要は、天井か押し目か分からない状況で、行動を決めなければいけないのです。
したがって、いくら考えても将来の株価動向など分かるわけがないので、客観的、機械的に行動をすべきなのです。私であれば、25日移動平均線割れの銘柄については、例えそこから反発するだろうと思っていても一旦売却します。そして25日移動平均線を再度超えるのを待ちます。
また、強い銘柄は25日移動平均線を割らずに推移しますが、そのような銘柄が押し目を付けて25日移動平均線に近接した場合は押し目買いを実行することがあります。
つまり、弱い銘柄はさっさと売る一方、強い銘柄についてはひとまず押し目買いをしてみて、駄目なら(25日移動平均線を割り込んだら)損切りする、というようにしています。こうすれば、そこから反発すれば上昇に乗れますし、さらに値を下げる展開となった場合は、早期の損切りにより損失を最小限に抑えることができます。
夜間は日経平均先物がさらにさがっていますので、さらなる下落に警戒しつつも、押し目買いのチャンスがあれば狙っていきたいと思います。
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