6月8日の日本株
6月8日の日本株は、後場に入り大きく売られ、日経平均株価は一時500円超の下落となりました。引けにかけやや戻しましたが、終値は前日比272円47銭安の31641円27銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落し、特にマザーズ指数は2%超の大きな下げとなりました。
値上がり銘柄1202に対し値下がり銘柄2725と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は76、年初来安値更新銘柄は32でした。
ADA指数は37.5%となり、前日の53.7%から大きく下落しました。特に直近で買った銘柄に移動平均線割れのものが多く、ここで天井を付けた場合放置すると損失が大きくなるので、一度売却してポジションを軽くすることにしました。今後再び株価が堅調であれば買い直しをするつもりです。
SQ後の動きに注目
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)が高値更新となるなど、強い銘柄もありますが、その一方でここ数日強かった出遅れ銘柄の多くが大きく売られるなど、再び強い株と弱い株が明確になる兆候も感じます。
また、本日6月9日はメジャーSQですが、SQ後に株価が軟調になるケースが最近は多く、今回も同様の動きになるか注目したいところです。
ただ、もし今回の株価上昇が大相場に発展するものであれば、過去とは異なる動き(つまりメジャーSQ後に下落するのではなく上昇する)になる可能性もありますから、「今までSQ後は下がったから今回も同じだ」と決めつけず、上がったらこうする、下がったらこうする、と株価がどう動いても対処できるようなルール作りとその実行が重要です。
どこかで大きく下がるとは思っていますが、今回の上昇もあまりうまく乗れていない投資家が多いので、意外と過熱感はなく、もう少し長続きするかも知れません。
個人的には、8日の下落ではだいぶマイナスになりましたが、空売り銘柄の下落により多少はカバーできているので、やはり弱い銘柄の空売りはヘッジ的な意味で保有しておくのがよいと実感しています。
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