6月6日の日本株
6月6日の日本株は、寄り付き安く始まったものの、その後は切り返して上昇に転じ、日経平均株価の終値は前日比289円35銭高の32506円78銭と、バブル後高値を更新しました。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2077に対し値下がり銘柄1854とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は207、年初来安値更新銘柄は6でした。
ADA指数は42.0%となり、前日の42.4%とほぼ変わらずでした。多少の新規買いはあったものの、売却したものもあり、トータルでみるとポジションはほぼ同じという状況です。ただ、空売りがまだ残っているので、今後株価がさらに上昇した場合は空売りの買戻しによりADA指数はもう少し上昇する見込みです。
利益を得やすい状況になったが
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)、クリアル(2998)が高値更新となったほか、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)の5大商社株がそろって高値更新となるなど、強い動きが継続している銘柄が目立ちます。
そして、先日も記した通り、年初来安値更新銘柄がほとんど出なくなったことは大きく、要は二極化相場から、全体が底上げとなる相場に移行しつつあるということです。
ただ一方で、日経平均株価の上昇スピードが急ピッチになっていて、いつ天井をつけてもおかしくない状況となっています。
したがって、すでに保有している銘柄は利益を伸ばすように上昇トレンド継続中は保有していればよいですが、ここからの新規買いは、買った瞬間に高値を付ける可能性も考慮して、あまり大量に買いすぎない、下がったときの損切りルールを決めて遵守する、ということを守ったうえで実行することをお勧めします。
利益が取りやすくなりつつあること、個人投資家がこの上昇にあまりついてこれていないであろうことも考慮し、上昇が続く限りしっかりついていきたいと思います。
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