5月18日の日本株
5月18日の日本株は、日経平均株価が寄り付きから大きく上昇し、その後も高値圏をキープしました。日経平均株価の終値は前日比480円34銭高の30573円93銭でした。
TOPIXも上昇しましたが上昇率は日経平均株価より低く、マザーズ指数は1%以上の下落となりました。
値上がり銘柄1915に対し値下がり銘柄2048とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は261、年初来安値更新銘柄は40でした。
ADA指数は23.2%となり、前日の33.1%から大きく低下しました。保有株で上昇スピードが急速なものにつき一部利食いしたほか、株価下落した銘柄の売却や、打診的に空売りを実行したことなどによるものです。
個別銘柄が指数の上昇についていけていない
個別銘柄をみると、オリエンタルランド(4661)、日本ピラー工業(6490)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)など高値更新となる銘柄も多くありますが、全体では値下がり銘柄の方が多く、日経平均株価が500円近く値上がりしても、全く上がらない銘柄が多いことを再認識させられました。
全銘柄のうち、株価が25日移動平均線を超えているものが約60%、25日移動平均線を割り込んでいるものが約40%あります。つまり、日経平均株価がこれだけ上昇しても、4割の個別銘柄は下降トレンドのままということです。
おそらく今回の株価上昇が日経平均先物の主導によるものであることが、このように個別銘柄が上昇についていけていない理由だと思いますが、だいぶ過熱感も出てきましたし、今から出遅れ銘柄へ新規に投資するのもリスクを感じます。
保有株については上昇トレンドが継続する限り維持して利益の増大を目指しますが、ここからの新規買いは控えめにしておきたいと思います。全面高であれば出遅れ銘柄を買うなどして勝負にも行けるのですが、ここまで二極化がひどいと、出遅れ銘柄を買っても上がらないように感じますので。
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