4月12日の日本株
4月12日の日本株は、寄り付き小高く始まった後はじり高の展開となり、日経平均株価は28000円を終値で回復し、前日比159円33銭高の28082円70銭で引けました。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇にとどまりました。
値上がり銘柄2543に対し値下がり銘柄1349と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は114、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は17.1％となり、前日の9.9％から上昇しました。引き続き、移動平均線超えとなった空売り銘柄の買い戻しと、移動平均線超えとなった銘柄の新規買いを行っています。まだ空売り銘柄もかなり残っています。
決算発表の急騰・急落に注意
個別銘柄をみると、物語コーポレーション（3097）、サンウェルズ（9229）など高値更新となる銘柄も散見され、年初来高値更新銘柄も増加していて全体としては強含みの展開です。
ただ、マザーズ指数が伸び悩んでいることから分かる通り、成長株には弱いものが目立ちます。とはいえ高値更新となっている成長株もあるので、銘柄次第といったところです。
さて、足元では2月決算銘柄の決算発表や、8月決算銘柄の第2四半期決算発表が佳境を迎えていますが、やはり決算発表後に大きく上昇もしくは下落する銘柄が目立ちます。株式投資を続けているとこの乱高下に巻き込まれるのは仕方ないのですが、決算発表の直前に買った株が決算発表で急落したり、逆に決算発表直前に空売りした株が決算発表後に急騰したりすると、あっという間に10％、20％、下手をすると50％ほどの損失を被ることになります。
あえて決算発表後の株価の動きを予想し、決算直前に買う投資家もいますが、リスクを過剰に取らないという観点からは、決算直前の新規買い、新規空売りは慎重になるべきだと思います。
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