順調だがポジション積み増しは慎重にしたいー2023年1月27日の日本株と今週の投資戦略

1月27日の日本株

1月27日の日本株は、小高く寄り付いた後は、前日終値を挟んで小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比19円81銭高の27382円56銭でした。
TOPIXも小幅高でしたがマザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2040に対し値下がり銘柄1825とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は56、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は46.9%となり、前日の55.4%から低下しました。ポジションを意識的に落としており、買値とほぼ同値まで下がった銘柄や、株価が大きく上昇した後5日移動平均線割れとなった銘柄を売却しました。強気を維持していることは変わりありませんが、そろそろポジションは控えめにしておいた方がよいかな、と判断しました。

基本はすでに保有している銘柄の利益を伸ばす

個別銘柄をみると、伯東(7433)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄も散見され、日経平均株価が25日移動平均線を超えていて、昨年来安値更新銘柄もゼロであることから分かる通り、マーケット全体は上昇基調が続いています。

ただ、個別銘柄をみると、すでに頭打ちから下落しつつある銘柄も多く、ここからは仮に日経平均株価が上昇しても、個別銘柄ごとに動きがかなり異なると思っています。

25日騰落レシオも120%を超えてきており、そろそろ新規買いをガンガン行うのはリスクが高い時期になってきていると感じます。したがって、基本はすでに保有している銘柄を上昇トレンドの間持ち続け、利益を伸ばすことになります。もし今から新規に買いたいのであれば、高値掴みのリスクが高いことを承知の上実行するようにしましょう。

昨年は、8月の高値を除けば日経平均株価は28200~28300円近辺で何度も頭打ちになり、下落に転じています。今の日経平均株価の水準からみれば、あと1000円弱にすぎません。
横ばい相場では、上がっているところを飛びついて買うと高値掴みになる可能性が高いですから、できるだけ安く買うことを心がける、買いそびれたら無理をして追いかけないことを心がけましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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