特段の変化ないが上値重いー2023年1月26日の日本株

1月26日の日本株

1月26日の日本株は、高く始まった後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比32円26銭安の27362円75銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1765に対し値下がり銘柄2065とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は49、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は55.4%となり、前日の62.0%から低下しました。株価が下落した銘柄を多少売却したほか、意識的にポジションを減らすための売却も行いました。足元が上昇相場であることは確かですが、全力で勝負に行く場面でもないと思っておりますのと、今後欲しい銘柄が買いタイミングとなったときに帰るようにしておく目的です。

急騰した銘柄は一部利食いも一策か

個別銘柄をみると、高値更新が49に対し安値更新がゼロですから、上昇相場が続いていることに変化ありません。ただ、個別銘柄の中にはさすがに少しだれてきたものもあり、そうしたものが25日移動平均線からの乖離が大きくなっているのであれば、25日移動平均線を割り込むより前に一部利食いするのも一策です。私自身、25日移動平均線からの乖離が大きい銘柄を、25日移動平均線割れまで粘った結果、利益を大きく減らした経験も何度もありますので、例えば5日移動平均線割れで売却するなど、できるだけ高く売り、利食いを進めておくのも有用です。

ただし、5日移動平均線割れで売却した後急騰して買い直せないというリスクもありますので、そのあたりはよく考えて行動する必要があります。個人的には、5日移動平均線割れで売るとしても持ち株全部ではなく半分だけ売るなど、売った後どう転んでも最悪の結果とならないようにしています。

現状、空売りはほとんどなくなりましたが、日経平均株価が25日移動平均線を超えて上昇しているにもかかわらず、下げに転じるような銘柄があれば、それらには再び空売りを実行するかもしれません。とにかく強い株を持ち、弱い株は持たない、ということを徹底したいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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