1月16日の日本株
週明け1月16日の日本株は、寄り付きから大きく下げて始まり、その後も終日弱い動きとなりました。
日経平均株価の終値は先週末比297円20銭安の25822円32銭でした。TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1236に対し値下がり銘柄2695と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は31、昨年来安値更新銘柄は73でした。
ADA指数は13.8%となり、先週末の29.8%から大幅に低下しました。保有株で大きく下がるものがいくつかあったため売却したほか、新規に空売りを追加しました。引き続き上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。
個別銘柄には底割れ増加中
個別銘柄をみると、買取王国(3181)など高値更新となる銘柄も散見されるものの、銀行株は一斉に反落、また昨年来安値更新銘柄も増加していて、安値を割り込んで株価の下落が止まらない銘柄も目立ってきました。
また最近気になるのは、決算発表を受けて急落したり、好決算で株価が上昇したもののすぐ反落し、上昇前の水準にまで戻ってしまう銘柄が増えていることです。
好決算でも株価が伸びないということは、来期以降の業績に懸念を持っている投資家が増えていることを示している可能性もあり、少なくとも下降トレンド銘柄に安易に手を出したり、我慢して持ち続ける行為は極めて危険と感じます。
17日、18日の日銀政策決定会合がありますが、これを受けて日経平均株価が急騰するようなイメージは沸きません。また、銀行株も一旦の材料出尽くしで下がる可能性も大いにあります。日経平均株価が直近安値を割り込んだ場合は、さらに守りを強化して大きな損失を回避する必要があると感じます。特に下降トレンドが続いている個別株は、とことん下げ続ける恐れもあるので、大きな損失を被りたくなければ損失が小さいうちに損切り、撤退するのが無難でしょう。
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