続伸もやや過熱感ー2022年7月21日の日本株

7月21日の日本株

7月21日の日本株は、前場は下げたものの後場に入り上昇に転じ、日経平均株価の終値は前日比122円74銭高の27803円00銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は大幅に上昇しました。

値上がり銘柄2850に対し値下がり銘柄1023と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は104、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は47.9%となり、前日の41.4%から上昇しました。空売り銘柄の買い戻しや、新規買いを行ったことによります。だいぶポジションが膨らんできたので、これ以上は増やさないようにしたいと思っています。

騰落レシオが130%超え

個別銘柄をみると、サンワカンパニー(3187)など高値更新となる銘柄も目立ち、多くの銘柄で上昇トレンドになっています。今までとは違って力強い買いが継続しているように感じます。

ただ一方で、25日騰落レシオが132.3%まで上昇していて、ここからはよほどバブル気味の上昇にならない限りは、上値が重くなってくると思われます。

したがって、すでに保有している銘柄については上昇トレンドが続く限り保有して利益を伸ばすことを目指せばよいですが、ここからの新規買いは慎重になった方がよいでしょう。

短期間に上昇しましたが、まだ日経平均株価は6月9日の高値である28389円75銭を超えておらず、横ばい相場が継続しているという状況です。あまり無理をせず、利益を得られるならありがたい、くらいの気持ちでいた方が良いと思います。今がチャンス!と勝負に行くような環境ではないと考えています。

あとは、昨日日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の大手海運株がそろって業績予想の上方修正を発表しましたが、これを受けた7月22日の動きに注目です。素直に上昇すればマーケット環境が改善しつつある、逆に好業績でも下がってしまった場合は、今後のマーケット環境が不安定となる可能性が高い、といった想定ができると思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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