1月13日の日本株
週末1月13日の日本株は、朝10時過ぎから急速に下がり、その後も安値圏での弱い動きに終始しました。日経平均株価の終値は前日比330円30銭安の26119円52銭でした。
TOPIXも下落しましたが銀行株の上昇により下落率は日経平均株価に比べてかなり小さくなりました。マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1392に対し値下がり銘柄2487と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は82、昨年来安値更新銘柄は34でした。
ADA指数は29.8%となり、前日の26.2%から上昇しました。株価下落により売却したものがある一方、銀行株の買い仕込みなどを行った結果、トータルではポジションは増加しました。
日経平均株価と銀行株の動きに注目
個別銘柄をみると、ブティックス(9272)やりそなホールディングス(8303)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8308)などが高値更新となりました。
昨年来高値更新銘柄が82とかなり増えましたが、これはメガバンク、地方銀行含め銀行株が一斉に上昇したことによります。日経平均株価が弱い中、銀行株が非常に強い動きで、17日、18日に開催される日銀政策決定会合にて利上げに絡むアナウンスがされるのではという思惑が強く働いているものと思われます。
一方、日経平均先物は週末25600円台まで下がり、直近の安値に迫る下落となりました。もしここを明確に割り込むと、さらなる下落に十分に注意が必要です。損切りをしっかりおこなうなど、損失拡大を防ぐ行動が必要になる可能性もありますので、今週の株価の動向はしっかり押さえておきましょう。
また、銀行株については日銀政策決定会合にて、利上げのアナウンスがあってもなくても、いったんの利食い売りで売られる可能性があります。ただ、個人的には銀行株を買い仕込めていないならば、その押し目が買いのチャンスになるのではないかと思います(あくまで私見ですので投資は自己責任でお願いします)。
業種全体が一斉に買われる場合は、その業種に投資資金がかなり大きく入っていることが多いので、上昇トレンドが続く限りはついていきたいと思います。
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