12月19日の日本株
12月19日の日本株は、寄り付きから下落して始まり、その後もさえない動きとなりました。日経平均株価の終値は先週末に比べて289円48銭安の27237円64銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1352に対し値下がり銘柄2533と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は28、年初来安値更新銘柄は32でした。
ADA指数は12.8%となり、先週末の21.6%から低下しました。株価下落に伴い、保有株の売却や新規空売りを実行したことによります。
強い銘柄の急落が目立つ
個別銘柄をみると、だんだんと下降トレンドに転じる銘柄が増えてきた印象を受けます。伯東(7433)が高値を更新するなど強い動きも一部見られますが、例えば円谷フィールズホールディングス(2767)やサイボウズ(4776)など、ここ最近力強く上昇を続けてきた先導銘柄群が一斉に大きく売られています。これが一時的な利食いであればよいのですが、今後下降トレンドに転換するようなこととなれば、先行きのさらなる下落に強く警戒すべきと思います。
強い銘柄というのは、日経平均株価が多少弱まってもあまり動じることなく、上昇を続けていくことが多いです。したがって、そんな強い銘柄が上げどまって下げに転じ、下降トレンドに転換したとなれば、これはいよいよ大きな下げが近づいている、と強く警戒した方がよいと思います。
今のところ、強い銘柄の多くはまだ下降トレンドに転換していませんが、レーザーテック(6920)やイーディーピー(7794)など25日移動平均線を明確に割り込む銘柄も増えてきていますので、ここからの動きには十分注視していきたいと思います。
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