12月14日の日本株
12月14日の日本株は、寄り付きから高く始まり、その後も上値を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比201円36銭高の28156円21銭でした。25日移動平均線を再び明確に回復してきました。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2477に対し値下がり銘柄1370と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は28.1%となり、前日の25.0%から上昇しました。新規買いや、空売りの買い戻しをしたことによるものです。
強い株の天井は予想しない
個別銘柄をみると、円谷フィールズホールディングス(2767)、アクリート(4395)、伯東(7433)などが高値更新となり、全般的にも上昇トレンド銘柄が増えてきています。ただ、下降トレンドの弱い銘柄も少なくなく、弱い銘柄を持ち続けていると全く利益につながらない状況と言えます。
さて、上記に挙げたような高値更新となっている銘柄は、株価チャートをみると株価上昇が続いているわけですが、下手にこうした株の天井を予想すると、「さすがにそろそろ天井を付けるに違いない」と思って売却した後もさらに株価が大きく上昇し、悔しい思いをしてしまうことが多いので注意が必要です。
強い株は、時に我々の予想をはるかに超える強さをみせ、株価が5倍、10倍と上昇していきます。それなのに、株価の天井を予想してしまうと、そこまで上昇する前のまだ上昇途上の時点で売ってしまうことになります。
確かに、実際に天井を付けてしまえばそこから大きく下がってしまうわけですが、天井を付ける前に売却しようとするより、天井を付けたことを確認して下げ始めに売却した方が、結果的に高く売れることが多いものです。
25日移動平均線を割り込むなどして一旦売ったあと、再度25日移動平均線を超えてきたときなどは、買い直すチャンスとなりますので、売却した後も株価の動きをウォッチしておくことが利益を伸ばすためのポイントです。
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