12月12日の日本株

12月12日の日本株は、寄り付き下げて始まった後はやや持ち直し、日経平均株価の終値は先週末比58円68銭安の27842円33銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1745に対し値下がり銘柄2122とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は33、年初来安値更新銘柄は7でした。

ADA指数は16.3％となり、先週末の19.0％から低下しました。保有株の一部売却をしたことなどによります。

再び上方向をうかがう展開か

個別銘柄をみると、アンビスホールディングス（7071）や伯東（7433）などが高値更新となり、年初来高値更新銘柄も年初来安値更新銘柄を上回る状況になっています。

また、昨晩のアメリカ株が大きく上昇し、日経平均先物も28000円まで上昇しています。日経平均株価は25日移動平均線を下回った後切り返し、移動平均線をはさんだ攻防となっていますが、再び上方向をうかがう展開になるかもしれません。

私自身は、上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を取っていますので、もしここから株価上昇が続けば、空売り銘柄を買い戻すことにより買い銘柄のみが手元に残る形になっています。

引き続き、私自身は下方向の動きに警戒していますが、年末年始は株価が上昇することも多く、上昇トレンドには逆らわずついていき、利益拡大を目指したいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。