11月25日の日本株
週末11月25日の日本株は、寄り付き後下げる展開となったものの大きく売り込まれることもなく、日経平均株価の終値は前日比100円06銭安の28283円03銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2217に対して値下がり銘柄1602とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は154、年初来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は47.1％となり、前日の44.3％から少し上昇しました。基本は強気ですが、中長期的には下がると思っているので、ADA指数50％程度をメドとし、それ以上はポジションを膨らませないようにしようと思っています。
高値更新銘柄が続々と
個別銘柄を見ると、日経平均株価下落の割には強い動きとなっていて、年初来高値更新銘柄が150を突破しているだけでなく、上昇来高値を更新する銘柄も続々と出てきました。アズーム（3496）、ハイブリッドテクノロジーズ（4260）、アクリート（4395）、タカトリ（6338）、建設技術研究所（9621）などが上場来高値更新となっています。
正直、年初来高値更新銘柄の中には、少し上がっただけで更新するものもあり、私としてはあまり重視していません。一方、上場来高値更新銘柄は、いわばすべての買い方が含み益をあげている状態で、上昇トレンド真っ只中にあり、さらなる上昇が大いに期待できる銘柄です。これが増加傾向にあるということは、マーケット全体としてもかなり良い雰囲気にあるといえます。
年初来安値更新銘柄数が3営業日連続でゼロというのもあまりなく、足元は上昇にできるだけついていって利益を伸ばすのが得策でしょう。
ただ、いつ上昇が終わって下落に転じても対応できるように、変化の兆候が見つかったら慎重になる必要があります。私であれば、保有株の25日移動平均線割れが日々増加してきたり、ウォッチ銘柄の中で下降トレンドの銘柄が増加傾向にある、といった場合は先行きに十分注意し、ポジションを徐々に縮小するつもりです。
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