11月14日の日本株
週明け11月14日の日本株は、寄り付き直後から下げ、引けにかけ一段安になりました。日経平均株価の終値は先週末比300円10銭安の27963円47銭でした。
TOPIXも下落しましたがマザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1401に対し値下がり銘柄2529と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は37、年初来安値更新銘柄は18でした。
ADA指数は34.8%となり、先週末の37.8%からやや低下しました。株価下落に伴い保有株を売却したことが主な理由です。
買うタイミングには十分注意
個別銘柄をみると高安まちまちですが、マザーズ指数の上昇からも分かる通り、成長株に強いものが目立ちました。一方、建設株や求人関連株など大きく値下がりする銘柄も目立ち、先週金曜日の上昇以上に大きく下がったものも数多くありました。
日経平均株価の下落は暗号資産の取引所FTXの破たんにより多額損失を被る可能性があるソフトバンクグループ(9984)の急落の影響も大きかったですが、個別銘柄の多くもかなり弱い動きで、大きな値下がりも目立ちました。
例えば先週金曜日のように朝から大きく上昇しそうなときに新規に株を買った場合、多くはその日は買った値段以上にはあまり上昇しないことが多いです。つまり、朝から大幅高のときに買うと、翌日以降上昇しないと利益にならないのです。
しかし、今年のような横ばい相場では、大きく上昇した翌日以降も順調に上昇を続けることが少なく、逆に今回のように、買った翌日に大きく下がって即損切り、そして損切りをしなかった場合は下落が進み塩漬け株になってしまいかねません。
従って、前日のアメリカ株が大きく上昇した翌日など、朝から大きく上昇するときは買うタイミングとしてはあまり適していません。それよりは、朝から安く始まりそうな日に、上昇トレンド銘柄をできるだけ安く買うように心がけるのがよいでしょう。
日経平均株価の動きに比べて、個別銘柄の多くは弱い値動きに感じます。日経平均株価が強くても、自分の保有株が下降トレンドに転じたなら一旦売却して様子をみるのが無難です。
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