9月2日の日本株
週末9月2日の日本株は、寄り付き高く始まったものの、その後は前日終値を挟んだ小動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比10円63銭安の27650円84銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1320に対し値下がり銘柄2529と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は15、年初来安値更新銘柄は45でした。
ADA指数は4.6%となり、前日の18.1%から大きく低下しました。移動平均線割れとなった保有株の売却や、新規空売りの実行を行いました。ロング・ショート戦略を続けていますが、買い持ちが減り、売り持ちが増え、両者がほぼ拮抗している状態です。
年初来安値更新銘柄の増加に注意
個別銘柄をみると、日経平均株価の小幅安に比べ、大きく値を下げたものが目立ちます。特に、直近強かった銘柄が大きな陰線を下げているものも目立っていて、日本株全体としての実態はかなり悪くなっています。
その証左に、年初来安値更新銘柄数が年初来高値更新銘柄数を大きく上回ってきていて、この状況が今後も続くとかなり相場環境は悪化してしまうでしょう。
アメリカ株も雇用統計を好感して一時上昇したものの、引けにかけては逆に大きく下げるなど、引き続き下方向への警戒が必要です。
日本株も移動平均線割れの下降トレンド銘柄がかなり増えてきていて、日経平均株価そのものも25日移動平均線を明確に割れ、下げが進行中という状況です。
今は買いで勝負する時期ではなく、下手に勝負をして大きく負けることのないようにすべきです。上昇トレンドの銘柄の保有は問題ありませんが、下降トレンドに転じたら速やかに売却することが、大きな下げ相場から自分の財産を守るためには非常に重要です。くれぐれも株価下落を我慢した結果、塩漬け株のオンパレードで手も足も出ない・・・ということにはならないようにしてください。
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